カテゴリ:2015年



2015/10/19
 埼玉県飯能市で行われた名栗祭に参加させていただきました。お天気も良く、ブースの場所もステージの近辺ということで大勢のお客さんがハートフルハウスに足を運んでくださいました。私自身は対面販売が苦手で、ひっそりと裏方で仕事をしている方が性に合っていると思い込んでいるのですが、「あーこれ待ってたんだよね」とか「まいみその、いつもネットで買ってます」などという声を聴くと本当に味噌屋冥利に尽きるというもので幸いです。昨日はあっという間に嬉しい楽しい一日が過ぎてしまいました。  実行委員会の方々、毎年お手伝いに来てくださる皆さん、ご協力いただいたすべての方々に感謝いたします。本当にありがとうございました。(安部)
2015/09/23
 私は毎日食べることのなかった味噌を「まいみその」との出逢いをきっかけに、日々の暮らしに取り入れるようになりました。喉越しの良い、体に馴染む味噌。  まいみそのデザインを担当している小林です。いつもは裏方に専念していますが、みそ知らずして、みそに関わっている者として、少しお話をさせて頂きます。...
2015/09/10
 突然のお知らせですが、今冬に仕込んだ新まいみそのが晴れて蔵出しとなりました。蔵出しという言葉は貯蔵してあったものを取り出したばかり、という意味でよく使われます。仕込みから十分な発酵過程を得て、ようやく皆さまのもとにお届けできる状態になりました。こうして皆さまにそのことをお知らせしようと文章をせっせと作っているわけですが、しんまいみその、と入力し変換すると私のパソコンでは「新米味噌の」と誤変換?されます。しかし、新米という言葉は、まだ仕事や芸事を始めて日数が少なく慣れていないことも意味しますので、蔵から出たばかりの「まいみその」は新一年生、文字通り新米味噌ということで誤変換も納得。  さて、そんなよちよち歩きの新米味噌の新まいみそのは(とても言いづらい)、皆さまのもとへと旅立つ準備ができました。生みの親(作り手)としては手放すのが少々心配ですが可愛い子には旅をさせよというではありませんか。皆さまの食卓に温かく向かい入れていただければ本当に有難い限りです。どうぞよろしくお願いいたします。    このホームページで「新まいみその」、販売ができるよう近日中に整える予定ですのでそちらの方からも是非よろしくお願いいたします。(安部)  
2015/08/28
 こんにちは。八月もブログの更新が成績優秀とはいかず、またもやご無沙汰してしまいました。信州武石もお盆を過ぎれば朝晩の気温も下がり、ゆらゆらと揺れた陽炎、毎日キュウリやナスが食卓を占拠したあの夏はいったい何だったのだろう、そう思ってしまうほど秋の気配がもうそこまで来ています。  ...
2015/08/09
先日ご紹介をした日本酒、宮下米『佐久の花』ここからできた酒粕の販売が始まりました!二日酔いの原因物質の入っていない無農薬の酒粕は、世界にひとつしかないかもしれません(宮下氏より)販売について、このホームページにも作っていきますが、まずはこちらから。 1kg 1200円 送料別 となります。 お問合せください。...
2015/07/06
 梅雨空の下、美ヶ原ベリー園を伺った。美ヶ原ベリー園ではすでに田植えも大豆の播種も終わっていた。猛烈な忙しさから解放されホッと一息ついているかと思いきや、次の作業工程を思案しながら忙しく動いているといった状況でした。...
2015/06/16
 先週の土曜日に大麦を脱穀しました。収量は予想していたとおり多かったのですが、嬉しさのあまり脱穀後の精麦という作業があることをすっかり忘れていました。穀物類は食すまでに長い道のりがあり、それから味噌にするとなるとさらに発酵という長い時間が加算されるので、これはもうまいみそのは一日にしてならず、奈良漬も一日にしてならずなのですね。大変なことです本当に。 さて、ボヤキはこれくらいにしまして、今年の米や大豆は今どうなっているのでしょうか、次回はベリー園の状況を取材してみたいと思います。(安部)
2015/05/30
初夏の草が爽やかな風に揺れ、水田にはまだ頼りなげな幼苗がそれでもきちんと整列した状態で植わっている。...
2015/05/04
 大変長らくご無沙汰しております。自身の筆(更新)無精を棚に上げての事ですが「便りの無いのは良い知らせ」、どうぞご勘弁ください。  大麦のその後の状況ですが、播種の時期が早かったのか出穂が4月中旬でした。今のところ鹿の食害も殆ど無く順調な生育です。麦秋を無事迎えることができれば良いのですが…...
2015/03/05
美ヶ原ベリー園の宮下和美さんが、自らの無化学肥料、無農薬栽培の実践を体系化した、栽培工学研究会を去る2月25日に立ち上げました。種もみの発芽や発酵の仕組みの素、「酵素」を主体にして話は展開していきました。酵素とは「色々な反応を触媒するタンパク質」ですから、豆と米が味噌に変化するのも酵素の力です。タンパク質、デンプン→酵素→アミノ酸、ブドウ糖は生命活動の根幹というわけです。当然ながら「生命」とは何か、「タンパク質」はどこから生まれてきたのか、私たちは何を食べどう生きるべきなのか、といった議論になりました。合成化学物質にまみれた現代生活に対し田んぼから警鐘を鳴らすことを宮下さんは続けている。 自らの味噌や米作りを科学することは大切です。微細な世界に入れば入るほど、核の部分が見えてその成り立ちが分かる。同時に科学と並行しながら「書を捨てよ、町へ出よう」ではないが、まいみそのを持って町に売りに出れば、きっとお客さんが味噌とは何かを教えてくれるだろうし学ぶことも多いだろう。

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